膝の痛みが出た時の対処方法

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膝の痛みが出た時の対処方法


テーピングとサポーターの使い分け

サポーターは一般的な症状に対して有効で、より自分の症状にあったきめ細かいサポート力が必要なら、テーピングがおすすめです。テーピングは関節や腱に応じて種類を変えるなど、伸縮性も症状に合わせて選択することができます。また、固定したいときは強く引き、症状が和らいだら軽めに伸ばすなど、症状が改善していく段階に応じて、自分好みに対応することも可能です。

とはいえ、テーピングの微妙な引き具合を自在に操るまでには、時間も経験も必要なものです。テーピングは症状に応じて適切に巻かなければ効果がないため、初めは自己流ではなく、自分の症状に応じたテーピングの仕方を専門家に教わり、慣れてきたら自分で行うのがベストです。自分でできるようになると、毎回テーピングのために通院する手間も省けます。初めのうちは失敗して巻きなおすこともあるかもしれませんが、数回行うと慣れてきて、引き方の強弱がわかるようになるでしょう。

また、登山や長時間のウォーキングなど、運動を楽しみたいけれど、体力に自信がなく、膝が痛くなりそうで不安な時もサポーターを使うとよいでしょう。痛みが軽く違和感がある程度の時や、ケガの予防には、装着も簡単なサポーターがおすすめです。痛めた個所によっても異なりますが、痛みが緩和して症状が落ち着いたら、無理のない程度にストレッチを行い、固定しすぎず徐々に動かしていくことが重要です。

あまり長期間固定してしまうと、筋力低下につながります。筋肉は使わない期間が長いほど衰え、血流を悪くし、老廃物を溜めこむ原因にもなります。痛みの再発が心配な時はサポーターで保護しながら、少しずつ動かしていき、最終的にはストレッチだけでなく、エクササイズや、強めのトレーニングで筋力をつけていく必要もあるでしょう。

また、皮膚に弱い人はテーピングでかぶれてしまうこともあるため、テーピングをする際は下地としてアンダーラップテープを使用すると便利です。長期間体を動かさないでいると、免疫力の低下につながり、皮膚が敏感になることもあります。普段から肌がかぶれやすくアレルギーがある人は特に、アンダーラップテープを使用するか、サポーターを使用しましょう。さらに、サポーターとテーピングを交互に使うなど、目的に応じて使い分ける方法もあります。痛みが強い時はテーピングで患部を固定して動きを制限し、痛みが緩和してきたらサポーターで無理なく体を動かすことで、衰えた筋力を徐々に回復させるとよいでしょう。

膝の痛みとサプリメント

食事ではなかなか摂取できない栄養素はサプリメントで補うというのも一つの手。特に女性は鉄分やカルシウム、葉酸が不足しやすく、女性特有の症状の原因にもなります。膝関節の痛みを鎮静する効果もある、青魚に含まれるEPAも重要です。とはいえ、青魚が苦手という人も多いのではないでしょうか。カルシウムを効率よく吸収するには、納豆もおすすめです。カルシウムが溶け出すのを防ぐビタミンKはもちろんのこと、良質なたんぱく質も摂取することができます。

サプリメントを取っているから外食が続いて食事が偏っても大丈夫というわけではなく、やはり基本は栄養バランスのとれた食事で摂取したいものです。食事から栄養を摂取したうえでサプリメントは補う形で摂取するよう心がけましょう。また、高齢になると動脈硬化や生活習慣病予防のため、健康が気になり、サプリメントを摂取する人も多くなるようです。10年先を考えると生活習慣病をはじめとする様々な病気が心配になり、摂取するサプリメントが複数になっていませんか。サプリメントは副作用が少ないとはいえ、治療中の薬と合わせると副作用を生じることもあります。治療中の人は、飲み合わせや副作用を調べた上で、安全に摂取したいものです。