ふくらはぎの筋肉痛に効果的な対処方法

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ふくらはぎの筋肉痛に効果的な対処方法


筋肉痛は乳酸が直接の原因ではない?

一昔前までは筋肉痛の主な原因とされていた乳酸ですが、最近では必ずしも乳酸が筋肉痛の直接の原因ではなく、乳酸は体を回復させようとする機能があることがわかってきました。乳酸がたまると体が酸性に一時傾きますが、酸素を十分取り込むことで、乳酸が体を回復するエネルギーとして変わるといわれています。食物などの栄養素は筋肉を動かすための必要なエネルギーとして体内に吸収され、血液とともに体内を循環します。筋肉痛のメカニズムは解明されていない点が多いといわれている中で、栄養素などを含む水分が集中することで一時的に痛みが生じるという解釈もあるようです。

ふくらはぎの筋肉痛の症状とは

普段からランニングをしている人は、いつもより長距離走ると、ふくらはぎや太ももなど、下半身の筋肉痛に悩まされることも多いのではないでしょうか。できるだけ筋肉痛にならないようにするには、走る前後のストレッチを行うことや、長距離を走った後はいつもより念入りにケアするなどで筋肉痛を予防したいものです。

ふくらはぎの筋肉痛は他の場所に比べて、肉離れや足がつる症状が起きやすい場所といわれています。頻繁にふくらはぎが筋肉痛になることで、老廃物が滞りやすくなり、むくみの原因にもなります。また、ふくらはぎが筋肉痛になることで疲労物質もたまり、足がつりやすくなると、毎日の筋トレに影響することもあるでしょう。筋トレを中断すると、せっかくついた筋力が低下してしまいます。ふくらはぎはリンパの流れを良くするポンプのような役割があり、老廃物の排出を促す役目も担っているため、ひどい筋肉痛にならないよう心がけたいものです。

ふくらはぎの筋肉痛は階段の上り下りはもちろんのこと、日常生活で必要不可欠な、歩く、立つという動作に影響を与えてしまいます。無意識のうちに、ふくらはぎに負担をかけない動作を行うため、バランスが悪い歩き方になります。ふくらはぎの筋肉痛により、足裏で地面をしっかり蹴りだすという正しい歩き方が行われないと、体の他の部分へ負担がかかってしまいます。筋肉痛だけではなく、むくみなどによりふくらはぎが正常な動きを行わなければ、足のトラブルや腰痛持ちの人は、症状を悪化させることもあります。ふくらはぎの筋肉痛が、間接的に他の部分へ影響を及ぼすことは、日常の動作に重要な場所であることが理由の一つといえるでしょう。

ふくらはぎが筋肉痛になったらどう対処する?

ふくらはぎが筋肉痛になったら、筋肉痛になっている周辺はもちろんのこと下肢全体のストレッチを行いたいものです。ふくらはぎの緊張が足裏や太ももに伝わるため、ふくらはぎからつながる筋肉全体を弛緩することを心がけるとよいでしょう。筋肉痛がひどい時は体が冷えている時にいきなり筋肉痛の場所を動かすと、逆に筋肉を緊張させてしまうこともあるため、軽くマッサージを行って血流を良くするか、湯船につかって筋肉を弛緩してからストレッチを行うとよいでしょう。それでは、ふくらはぎやすねの筋肉を伸縮させるストレッチをご紹介します。

1、床に両足をまっすぐ揃えて座り、両手は骨盤の横に置きます。
2、背筋を伸ばし、両足のつま先を天井に向けて上げます。かかとを前に押し出すようにふくらはぎを伸ばします。
3、両足のつま先を揃えたまま、つま先をおろし、足首からつま先までまっすぐ伸ばします。

体が固く長座ができない人は、骨盤の下にクッションや座布団を敷くか、椅子に座って両足を伸ばす方法でも行うことができます。また、片足ずつ伸ばしてストレッチを行う場合は、片膝を曲げた状態で膝を床につけ、曲げた足の裏を伸ばした足の内腿につけて行ってみてください。

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